税理士の顧問料とは
税理士事務所(会計事務所)の顧問料とは、税理士の独占業務である税務代理と税務相談の対価としての税理士報酬です。
お客様からお預かりした現金出納帳などの帳簿を元に、総勘定元帳や試算表を作成して経営状況を報告しアドバイスをすることは、杓子定規に解釈すると税務代理でもなく税務相談でもありません。
金融機関から融資を受けるために試算表を作成することも同じです。
試算表をお客様と一緒に見ながら決算対策、税金予測、税金対策をすることはよくあります。
これは会計相談と税務相談です。
会計事務所によっては、総勘定元帳、試算表、決算書の作成をする会計業務専門の会社を設立して、税務相談や税務申告などの税務業務と区分けしている事務所もあります。
お客様にとって顧問料とはなんなのか分かりにくい面があります。
当事務所の場合には、顧問料とはおおむね以下のようになります。
@ 会計及び税務監査
A 財務報告書(試算表)の作成及び説明報告
B 経理や会計に関する相談・サポート
C 節税対策などの税務相談
D 各種経営相談(特殊なものを除きます)